話題のダナン視察ツアーをレポート

2019年6月3.4日で行われた、ダナンでのビジネス視察ツアーをレポートします。

ビジネスチャンスが転がっているダナンが急上昇しています。
10年前に何もなかった土地がリゾートビジネスで勃興し、今ではITや人材、ものづくりなどでも勢いをつけています。
市政府はスマートシティ構想を掲げて、多くの外資系企業を受け入れようとしています。
これから急速に伸びていくベトナム中部にあるダナンに大注目です。

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ベトナム関係のビジネスを模索する企業や、IT、ものづくり、リゾートなどの関係で現地を視察したいという声を多くいただき、毎月行っている視察ツアーですが、特に今回はダナンのキーマンを呼んでのカンファレンスを開催し、多くの方に集まっていただきました。

視察ツアー初日の午前中は、ダナンで活躍する起業家、政府系投資機関、大学関係者などが集まり、日越交流をテーマとしたカンファレンスに参加していただきました。

市政府、大学、ベンチャー起業家など、ダナンのキーパーソンが集まり、日本とベトナムの今後についてパネルディスカッションを行いました。

ダナン市政府の投資局が推し進めるITパークへの日本企業誘致に関するMOU締結式を行い、ホワイトホールの白井CEOが調印し、ダナンへの視察団を増やすことと、ITパークへの日系企業誘致をコミットメントしました。

カンファレンスが終わり、ベトナム料理のお店に移動。このお店のミークァンというベトナムの麺が特にオススメ!

ランチの後はカンファレンスにも登壇したIT企業の「テクノコム」を訪問し、社長のHUI氏のお話を聞いてきました。

テクノコムはヨーロッパ帰りのHUI社長が創業したベンチャー企業で、優秀なエンジニアやデザイナーを揃えています。

市街地を一望できるオシャレなオフィスで、若者達がリラックスした雰囲気で楽しく仕事をしていました。主にヨーロッパからの仕事が多く、社内の公用語を英語にしているそうです。
HUI氏は、これからは日本からの仕事も増やしたいと言っていました。
美味しいベトナムコーヒーもいただき、紳士な対応でとても好印象な方です。

次に向かったのは、日本語学習アプリを展開する「ICTラーニング」

社長の小澤氏からお話を伺いました。
小澤氏は、もともと教育者で大手学習塾で活躍していましたが、ある日突然インドに渡りヨガのインストラクターをしていたというお話にビックリ。
そこからダナンに移り住み、ベトナムマーケット向けに日本語教育のサービスを展開しています。

「目先の利益ではなく、将来性のあるサービスに取り組みたかった」と話す小澤氏。

 日本語学習アプリでは多くのユーザーに使ってもらい、その人に合った学習方法やテキストを提供するなど、量を売るのではなく質を提供して、そのデータをコツコツと集めることで、効率よく勉強ができ、生産性のある人材を育てることができる。
大きなビジョンでサービス開発に取り組むには、ダナンのようなストレスフリーな環境がピッタリだったとのこと。

次に向かったのは、インキュベーションセンターのDNC。

多くの優秀なベンチャー企業が入居しており、会社としてしっかりと成長していけるようなサポート体制も整っています。

ここで働く人のほとんどがIT系のクリエイターで、ベトナム人の中に欧米系の人もチラホラ見えました。

そしてここでベトナム人の真面目さを実感したのです。

これだけ多くの人がいるのに話し声が全くしないのです。みんな集中して仕事をしています。

何人かの若者とお話をしてみましたが、みなさんとても優しい表情で、丁寧に質問に答えてくれます。

とにかく穏やかな人が多いダナン。ますます住みたくなりました。

あっという間に夕飯の時間になり、参加者全員でビーチに移動し懇親会を行いました。ダナンはビジネス中心地から、世界的に有名なミーケビーチまで車で10分ほどで着いてしまします。
仕事で疲れたあとにはビーチに癒されに来る人が多いそうです。

海を見ながらの懇親会では、みなさん楽しそうで、ビジネスマッチングの機会にもなったようで良かったです。

2日目の視察ツアーがスタートしました。

まず向かったのは、ダナン市が本気をだして開発をしている「ダナンITパーク」

340ヘクタールの広大な土地を使っての開発はベトナム最大規模。中国やカンボジアにも通じるシルクロード(国道一号線)沿いにあります。

すでにアメリカや韓国などの大手企業の誘致が決まっていますが、日本企業はまだのようです。
ここには企業のオフィスビルはもちろん、ショッピングセンターやマンションが立ち並ぶとのこと。
しかも高層マンションを半年で作ってしまうという強烈なスピードに圧巻でした。

投資局の方々に詳しい説明をしていただきました。
8月前半にダナン投資局が横浜を訪問予定とのことで、興味のある日本企業を募集しています。

これはITパークにそびえ立つオフィスビル。ピカピカでカッコ良い!

シルクロードを車で進むと、ローカルな感じも見ることができます。のどかな風景に牛さんの群れを発見。

続いて日本企業が運営する工場を訪問。

リース工場というサービスを行い、日本のものづくりをダナンで支えています。工業用、医療用などの部品を作る工場が集まっています。

この工場を運営する西川社長は、2006年にダナンでの活動をスタートしました。
その頃は本当に何もない真っ暗闇のような街だったそうで、今のような都市になるとは想像もできなかったそうです。当時に比べると土地の価格や人件費もどんどん上がってきていて、それを実感してきたとのことです。

ちなみに銀行の金利が20%ほどあった時代もあるようで、今は7%前後。日本の不動産投資よりも高金利ですね。。。

この日のランチは、ホイアン料理でした。オシャレでキレイなお店で心地よく、味もさっぱりとしていて食べやす勝ったら

続いてダナン経済をウォッチするべく市内の視察に向かいます。

まずは2大財閥のひとつであるVINグループが展開するスーパーです。

街のど真ん中にあるショッピングモールで、こんなにも広い面積のスーパーがあることに驚きます。
物価はとにかく安く、日本の3~4分の1ほどの感覚でした。ワインなどの嗜好品などは日本と変わらない物価ですが、富裕層もかなり増えていて高額商品も売れるようです。

「ブン」というベトナムの麺が入ったお弁当の値段は、16900ドン。
ドン建てだと高く感じますが、日本円で85円ほどです。

まだキャッシュレス系は普及していないようで、レジでは現金とカードしか使えませんでした。

ちょっとディープなエリアにも挑戦しました。

少し路地を入ると昭和初期のような駄菓子屋さんや、おばあちゃんが営む屋台など、ベトナムっぽい風景も味わうことができます。現地8年の日本人コーディネーターが同伴なので安心。決して危ない場所には行きません。

昔からダナンを支えてきた工業系の問屋街がありました。
町工場や問屋さんが立ち並びます。
これでやっていけるのか??と感じてしまいますが、古くからのお得意様がいて安定した商売が成り立っているそうです。

色々と周って喉が渇いたので、またベトナムコーヒーで少し休憩。

少し自由時間を設定したので、近くにある市場やショッピングモールを見に行く方もいました。

最後にダナンのお金持ちが買い物に来るVINCOM PLAZAを視察しに行きました。高級品を取り扱うショップが並び、お金持ちオーラで溢れる人が多いという印象です。

VINグループは自動車メーカーまでやってるということがわかりました。

最新のEVは日本円にして約1000万円で、一番安いタイプで200万円ほどです。

これを買って日本で乗ってたらむしろオシャレという声もありました。

あっという間に時間は過ぎてしまい、すっかり夜になってしまいました。
ダナンの夜景は綺麗で、暖かいので屋外で食事する人が多いのです。

これで2日間にわたるダナン経済視察ツアーが完了しました。
街を見て人を見ると、この街が今後発展していく可能性に溢れていることがわかります。
特に、IT、人材、リゾートなどの業界の方は必ず一度は来たほうが良いと思いました。
多くの刺激と学びがあると共に、穏やかな人々と風景に癒され、リフレッシュしたような気がします。

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