ダナン(ベトナム)のオフシォア会社「NAL(ナル)」を独占インタビュー

ダナン市には約1万3千の企業があるが、中でもオフショア開発を行う会社が、そのうちの13.4%をしめると言われている。

今回はダナンのオフショア開発会社で中堅の新興ベンチャー企業へ独占取材を試みた。

NALは6人からスタートした会社だ。
ハノイ・ダナン・東京にオフィスを構え、現在では90名のスタッフを抱える。
社内コンテストや機械学習などの社員教育にも力を入れ、ベネフィットも手厚つく、ブロックチェーンにも前向きに取り組み、毎年ベトナムIT企業トップ50にランクする優良企業だ。

プロジェクトマネージャーのグエン氏に話を聞いてみた。

Q、業務内容について

A、いわゆる一般にオフショアとよばれる仕事を行っています。
受注はほとんど日本からで、今では品質と信頼で培ったダナンに受注が入ります。今までは主な受注は゛管理システム“がほとんどだった。
もちろんそれ以外のアプリ・ゲームなどの開発も行っておりAIも挑戦してます。

Q、受注したものではなく開発を自社で?

A、はい、少しマクロ経済の話にもなりますが、ダナンは今までの投資型の経済成長から、今後はハイテクや付加価値性の高いサービス・ホスピタリティにシフトしていくと考えられてますし、実際に政府もそれを推奨しています。

Q、例えばどんな開発を?

A、ダナンは世界遺産や広大なビーチや自然がある観光都市ですので観光客をターゲットにしました。バスアプリなど、観光の便利性に付随するサービスの開発や、今の段階で詳しくは言えませんが、展示会の疑似体験ができるバーチャルエンタープライズエンターテーメントなどのアプリになります。

Q、自社開発となると資金面など課題がありそうですが、

A、その通りです。3つの課題があります。

一つは競合。すでに他社で同じものが開発されていたり、開発しようとされている場合は無駄になってしまいますから。
ですので、調査に時間がかかってしまうことです。

2つ目は予算。
よいアイデアがあっても予算を超えるものは作れません。

最後は新技術です。
これは新しい開発には自社が保有しない技術や人間が必要となる場合があるので、時間がかかるし、予算にもよります。

Q、開発のアイデアはどこから?

A、2か月に一度会社内でミーティングを開いてます。
うちには役職というものがなく、各セクションの人間があつまり、日常や観光などにおいてあればいいなと思うサービスなどの意見を出し合う事で生まれます。

Q、役職がないのですか?

A、はい。ありません。厳密にはありますが立場は同じということです。ですからオーナーと新入社員も同じ立場で意見をいいます。

Q、ダナンの他のIT企業も同じように立場は同じ?

A、他の会社はよく分かりませんが、弊社とは異なると思います。
ただ弊社は特にコミュニケーションや人材の強化を大切にしています。

Q、先ほど知ったのですがオフィスの一角に大学生たちがいますよね?

A、はい、彼らはエンジニアとして弊社のトレーニングプログラムに参加しています。トレーニングチームが管理しており、プログラム終了後には実践で働いてもらいます。

Q、日本人でも参加できますか?

A、社会人でも学生でもできます。実際にすでに社会人インターンを雇った経験があります。彼女は全くの初心者でコミュニケーターからでしたが、経験とスキルを身に着け独立されました。

Q、今も外国人のインターンは多いですか?

A、全くいません(笑)
コミュニケーター・エンジニア・テスターを募集しています。ナル社の様にオリジナル性と追求性の高いベトナム企業は少なくはないです。
オーナー陣も非常に友好的で日本企業との関連性はますます高まると感じている。
次回機会があれば技術的な部分や人材にも触れていきたいと思っています。

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