ベトナムベンチャー最前線「Technocom」CEOに独占インタビュー

ハイテクソフトウェアを取り扱うダナンのIT企業である「Sioux社」には優秀な人材も集まり、現地のエンジニアにとっても憧れの職場だ。その創業を経て現在は新しい理想に向かって挑戦中だ。

Q、SIOUXの創業をされて、現在はTechnocomの創業をされている。この実績は日本企業にとっても貴重なお話だと感じています。

→ ありがとうございます。

Q、経歴を簡単に教えて頂けますか。

→オランダに10年ほど住んでいました。簡単に言うと情報処理分野について勉強と仕事です。

Q、SIOUXは部族の名前なので何故かと思ってましたが、留学経験から社名の由来があるんですね。SIOUXの株は今でも保有を?

→そうです。株についてはすべて売却しておりますが、今でも付き合いがあります。

Q、さっそくですみませんが、ダナンはリエン・チエウ港や物流ルート、ハイテクパーク・ITパーク・工業団地などが中心都市20-30km圏内に密集しておりますが今後、相乗効果は見込めますか?

→間違いないと感じています。これは都市から他地域、そして他国への貿易の機会を後押しすると感じてます。ただ都市経済のありかたそのものの改善と環境保護についての懸念があり、これらの懸念が議論され適切な解決策が実行されることを願ってます。

Q、ありがとうございます。現在、日本の企業は大型の設備投資から、人材交換や共同開発・研究、現地企業との協同や買収など無形投資にシフトしている段階だとみる専門家も少なくないですが、今後日本企業はダナン市企業とどういう協力がベストでしょうか。

→私の立場から謙虚な意見からは、企業間の交流は、日本からの知恵と経験をベトナムの労働力に結び付ける活動は良いシグナルだと思うし、お互いに大きな利益をもたらすと確信しています。

Q、今のダナンのベンチャー企業にとって必要なものはなんでしょうか。よいアイデアがあっても予算がない企業があったりと、ベンチャーキャピタルが必要という声も聴きましたが。

→これは広い質問です。逆にダナンのベンチャー企業にとって重要ではないものはなんですか?これはケースバイケースで議論されるべきです。
(※別の機会に触れたいと思う)

Q、ではダナンでのスタートアップのアドバンテージはなんでしょうか。

→いくつかの利点があります。

  • 他の近隣諸国に対する競争力のある労働資源の市場
  • ハイテク・エンジニアリング、ソフトウェアサービスなどの特定産業に対する免税
  • 開かれた透明な政府

Q、上記の件は次回の機会に話を少し掘り下げたいと思います。では、フイ氏自体はダナンでのスタートアップをどのように感じてますかダナンはハノイ・ホーチミンに比べてマーケットが小さいですよね?

→マーケットは小さいですが、私はハノイやホーチミンに比べて豊富な優れた資源に注目しています。また現時点では競合他社が少ないことも挙げられます。

Q、何かメッセージをお願いしたいです。

→善意をもって日本からより多くの企業がダナンに入ればと考えています。しかしながら、今後、日本語を必要とする日本企業の為に働くリソースが必要であり、翻訳者や通訳もまだ十分ではないと思ってます。英語が使われるより国際的な環境に企業を置くことは重要なのではないでしょうか。
 品がある立ち振る舞いや声の抑揚、まっすぐ目を見ながら、大らかな対応で今回インタービューに答えてくれたTechnocom フイ・グエン氏。
 ダナンで数百人規模のIT会社をサラッと立ち上げ、外資へM&A後、新しく自分の理想のハイテクソフトウェア会社の立ち上げ。
 後日、筆者が調べてみると、ベトナム国内TVメディアでも取り上げられるほど今注目の実業家の一人とのことだったが、うわさ違わぬ人物だったかと思う。

今回、フイCEOも登壇するカンファレンス含めた視察研修ツアーを、当メディア主催で行います。ぜひご参加ください!

【特別企画イベント】参加費 168,800円(税抜)

6月4日(月)、5日(火)  開催
ダナン『アクセラレーション研修ツアー』
現地大学やインキュベーター、スタートアップを集めてのカンファレンス交流
詳しくはこちらをご覧ください

ダナン視察・研修ツアーはこちら

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です