ダナンの日本語学校に潜入取材「教育現場からみるベトナム人材」

ダナンの全分校を束ねる「ドンズー日本語学校」タン校長に、日本語勉強するベトナム人についての話を聞いてみた。

Q、まず日本に対してどのような印象をお持ちでしょうか?

A、日本人の強みとしては精神的なものを感じています。例えば地震や災害の際には他人を応援したり励ましたりすることです。ベトナム人も人を勇気づける際は踊ったり歌ったりもしますので、似ているところがあるかもしれません。

Q、よい印象ということでしょうか。

A、もちろんです。非常によい印象を持っています。私自身10数年間日本の大学に留学したことがあり勉学以外にも大変お世話になりました。

Q、学生が楽しくなるような工夫は?

A、その事しか考えていません(笑)
今ベトナムの生徒は元気がありません。生徒の内訳は大学生・高校生・社会人ときには小中学生もいます。大学生が6割くらいで学校後の塾の用途として通われる学生が多いです。ですから自発的に通うというよりは、親から進められてというケースが多い。
そういう状況ですので、日本語学校の役割を考えると、カリキュラム以外にも仕組みを作ってきました。
例えば実践。これは日本人と接する機会を作ることもそうですし、交流してネットワークで繋がってもらうことなどがあります。

また、業務上でいうとマンツーマンを意識しています。これは個人の段階にあった教育を心がけています。これは本来の学生の力を引き出す役割になると思います。最近では、学校の延長線上の日本語教育ではなく、専門的なスキルを上げる講義も開いてます。

Q、交流というのはどういったもでしょうか。

A、例えば日本からの学生との交流だけでなく、現在、中部で牡蠣養殖の持続的な発展の為のプロジェクトがあります。これはある現地の日本企業が行っているもので、そういった場所に学生たちと応援に行くことや関わりを通して、日本人にしかできないことに触れる機会を作ります。将来仕事上、関わりをもつ機会もあるでしょうし、自分たちはできるんだと、いう自信に繋げてほしいと考えています。

タン校長先生はとてもおおらかでかつ人格者だった。まだまだ話題は尽きそうもないが、教育というと画一的なイメージではなく、ここドンズー日本語学校ダナン校においては、教育に対する懐の深さがあった。

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